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結党宣言

55万人→22万人。
これは、明治遷都に伴う京都市の人口推移です。
天皇陛下の東京行幸に伴い、御用商人、公家、朝廷関係者が転居。
この危機を先人たちは見事に乗り越えてきました。
昭和50年146万人。
この年、現在の人口である146万人を達成。
そこから35年。人口は横ばいを続けています。
129万人
これが京都市の2035年の人口予測です。
人口増加率はこの25年で▲11%、高齢者人口増加率は18%。
活力を失い続ける街に未来はあるのでしょうか。
かつて希望を失い、停滞する明治の京都に灌漑、水運、上水、そして日本初の水力発電を含む
琵琶湖疏水計画が持ち上がりました。膨大な予算、非現実的な工事計画、市民の大反対を乗り越え、
100年経った今も京都の生活を支えています。これぞ、国家百年の大計と我らが誇るべきものです。
我々は、過去に学び、これからの京都の大計を作り出していかねばなりません。
地方分権が進むなか、中央集権体制に裏打ちされた中央政党による地方支配のシステムは限界を
迎えました。
国策優先、中央ありき、党利党略、しがらみまみれの中央支配から我々は脱却しなければなりません。
地域主権時代を切り拓くのは、明治維新の原動力同様、市民の突破力です。
私たちは、地方を代表する市民党として、地方自治の原点にかえり、この京都を担って参ります。
かつて日本の歴史は京都を舞台に展開され続けてきました。
この京都から地域主権時代の新たなモデルを構築していくことは、結果として日本の地域主権時代を
切り拓いていくことにつながるはずです。
今必要なことは、未来を悲観せず、批判を恐れず、率先して行動し、未来へ歩みを進めることです。
明日の京都を見据え、我々はしがらみを断ち切り、未来を切り拓く地域に根付いた政策集団として
立ち上がる決意を致しました。
未来に誇れる街 京都の実現に向け、私たちは挑戦致します。
平成22年8月26日 京都党