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京都党の提言する交通政策…新しい発想で公共交通機関の充実を

碁盤の目のように東西南北の道路が行き交う京都の街。東京と比べコンパクトな都市ですが、意外に移動に時間がかかります。京都市民にとっても観光客にとっても、もっと便利な公共交通機関を整備するために、京都党は地下を走る新環状線構想と、洛西ニュータウン新交通システムを提案します。

■市バス205系統ベースの新環状線構想
京都駅、清水五条、阪急河原町、祇園四条、出町柳、北大路、北野白梅町、円町、西大路、西院などを結ぶ地下を走る環状線を建設して、市内の輸送力を大幅に向上させます。
 課題は建設コスト。従来型の地下鉄建設では莫大な費用と工期がかかり、財政状況の厳しい京都市では実現は無理です。そこで、非常に安いコストで作れる建設手法と、民間資金の導入により、驚くほどの低コスト輸送を実現することを提案します。
 具体的には、既に水道局が導入している5m口径のトンネルをシールド工法で掘り進めます。駅は無人、改札なしのICカード受付機のみ、エレベーター2基と階段、コンクリート打ちっぱなしの簡素な設備とします。完全自動運転シャトルを走らせることで、輸送の経常コストを極限まで下げます。
 こうした努力により、約1800億円で環状線は建設出来ます。国の補助を受ければ建設費は1200億円、年間の返済額は約40億円に圧縮できます。さらに、民間企業の資本参入を促進すれば、負担を減らすことが出来て、超低コストの便利な新環状線が実現出来るのです。

■洛西ニュータウンに新交通システムを
洛西ニュータウンへのアクセスを改善するために、JR桂川駅、阪急洛西口と洛西ニュータウンを結ぶBRT(バス高速輸送システム)の導入を提案します。BRTの新しい駅を作り、久世橋通りに専用軌道を設置し、2両編成のバスを走らせる構想です。低コストで、路面電車のような定時の運行を行い、輸送力の向上も実現できます。導入から運営まで全て民間資本で行い、京都市は土地の提供などの協力を行うのみで、税金を使わないで新交通システム導入が実現します。

※新環状線の路線図、洛西ニュータウンBRTの路線図、イメージスケッチのイラストがあれば載せてください。