市長選挙を終えて~地域政党京都党代表談話~
2月6日 京都の未来を誘う京都市長選が門川大作市長の再選で幕が降りた。
結果的には、これまでの実績と121のマニフェストが評価されたものだと思う。
特に、民主党政権になって選挙で掲げたマニフェストが二転三転することを受け、
マニフェストの良し悪しもさることながら、その実現可能性、実効性の部分が
問われている。
そういった意味では現職市長の実績を伴う従来の路線が一定評価されたのでは
ないだろうか。
市民が選択した門川市長のマニフェストを再度分析し、今後の市政運営の観点
からもしっかりと学ぶことは学び、京都市の未来を共に見据えたいと思う。
しかしながら、これまでの選挙結果を考えれば、今回の票差は決して手放しで
評価されたわけではないということに注目をしなければならない。
総合的に評価されたが、評価されなかった部分がどこで、どう修正しなければ
ならないか、その点を我々はよく検証していきたい。
これまで同様、是は是、非は非で、歩調を合わせられる部分は合わし、おかしい
ものはおかしいと徹底して対峙する姿勢でこれからも議会運営に望みたい。
市長選挙で市長を推薦した与党各党には市長を担いだ立場として言えない
こともあろう。
逆に対立候補を擁立した政党にも対峙した立場故に主張しなければならない
こともあろう。
党利党略や面子やしらがみといったものを超えて、立場を超えて、我々は発言
できる立場にある。
我々にしかできない視座を持って、引き続き市政の監視機能、政策立案機能を
しっかり果たして参りたいと存じます。
地域政党京都党 代表 村山 祥栄