令和2年2月2日、京都市長選挙が幕を閉じました。
私たち京都党の所属議員は、京都党の創設者であり、共に議会で活動してまいりました村山祥栄候補を一議員として懸命に応援をしてまいりましたが、残念ながら落選という結果に終わりました。
村山祥栄候補の掲げる京都市政の発展に向け想いを一つにし、共に支援の輪の拡大に励んでくださった多くの皆様に心より感謝申し上げます。
保守対革新の二極対立だけではない、”保守のもう一人の選択肢”として、財政規律を図りながらも市民サービスの向上を行える政策プランもご提示し、支持の拡大を目指しましたが、これからの4年間を託す新たな存在として大きく浮上させるには至れませんでした。
私たちも、支えてきた一議員として深く反省しております。
ただし、今回の市長選挙を通し、京都党支持の方の大半が村山祥栄候補をご支持いただきましたこと、そして支持政党のない方の3割り近くの方が村山祥栄候補にご支持をいただいたことは、候補及び、私たちが訴えております財政再建と京都経済の発展を市民の方が受け止めていただいた功績です。
市長選挙の投票率において、前回より5%上昇しておりますのも、村山祥栄立候補により政策で選べる選挙となった事が、有権者の関心を高め投票率アップの一つの要因と言え、これまで以上に京都市長選挙にご関心をお持ちいただけた成果であると感じます。
京都党にとっては、創設者が議員の職を失うという大きな打撃を受けました。
しかし、政策で京都市の市長を選択できる新たな一歩を踏み出せたことを誇りに思います。この結果を受け止め、反省点をしっかりと総括し、早急に立て直しを図ってまいります。
京都市にとって厳しい財政が喫緊の課題であることは紛れもない事実です。
何とか京都を建て直し、”子や孫世代も京都に住み続けたい”と市民の方が心から感じていただける京都の未来を描く私たちの姿勢は今後も本質的に変わることはございません。
これからも京都市のために誠心誠意、政治活動、議会活動に努めてまいります。
今後とも何卒よろしくお願い致します。
京都党幹事長 江村りさ