記者クラブでの質疑 (【京都党Offical Web】京都の京都による京都のための政治)

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記者クラブでの質疑

臨時議会を終えて  請求代表者一同

本日、臨時議会が閉会し、我々が求めてきた直接請求は否決されました。
つきましては、本会議終了後、市政記者クラブにて緊急声明を発表致しました。
詳しくは「緊急声明 議員定数削減条例案否決に対して」をご覧下さい。

一問一答(記者クラブでの質疑一部抜粋)

Q. 結果を受けてどうか?

結局、否決ありきで、改革の意志がないことが確認された。
議会のやりとりは、矛盾だらけで否決ありきの審議でした。
特に問題は、2%程度は民意の結集とはいい難いという発言に、市民軽視の議会が集約される。公明党からは、この直接請求の重みをしっかり受け止めるという発言があったが、他の政党は、直接請求の重要性も理解できていない。

Q. 否決の要因は?

ひとつは、党利党略ありきということ。特定の政党の議席が減るとか、京都党を目立たせてはいけないなど、おおよそ請求本旨と違う力学が働いたこと。

もうひとつは、結局、自分たちの首を自分たちで締めたくないという論理。
特に酷いのは、民主など定数減を提唱し、必要性を認めつつもやろうとしない姿勢
これは、確信犯だ。

Q. すでに改革は進めてきているという声もあるが

多少は改革をしてきたことは、認めるが、定数削減にまで踏み込めなかったことは事実。
市民レベルで見て出来ていないから本日に至っている。
共産党は、真っ向から定数増員にたった論陣をしっかりお張りになったので、議論に値するが、それ以外は、議論にならない、言い訳のような議論に終始した。
全国的な潮流がそうだからといってやるべきでないと言いつつ、一方で全国的には真ん中位だからいいのだというような矛盾したやり取りがあったり、府会は市会より暇なので削減してもいいが、市は忙しいからだめだとか、この改正で影響を受けるのは、候補者のみならず家族や周りの人間も影響受けるのでだめだとか。家族の為に政治をやっているのであれば、それは大きな間違いだ。
国勢調査の数字が反映されていないというなら、2月議会で反映された数字を
元に、削減をすればいいではないか。
共産党は、真っ向から定数増員にたった論陣をしっかりお張りになったので、議論に値するが、それ以外は、議論にならない、言い訳のような議論に終始した。

Q. 収穫はあったか?

この署名を始めてから、降って沸いたように、定数削減案や報酬削減案が出てきたことを考えると議会改革の議論が進みだしたということは、成果であるし、それ以上にそういった気運が市民レベルで広がったことが成果であり、次につながる一里塚になったと思う。
それ以上に、ここまで現職議員が改革に後ろ向きだということがはっきりしたことが成果だ。
我々は、これが終わりでない。ここから再スタートだ。

Q. これからどうするのか?

ひとつは、直接請求のとき同様、街頭でマイクを握り、ビラを配りこの事実を市民にしっかり伝える。
もうひとつは、今度は統一地方選で、再び市民に信を問いたい。