本日署名を提出いたしました。

 この度は、「皇室を京都へ!双京構想の実現に向けて!」署名活動にご協力いただきましたこと心より御礼申し上げます。

 29年2月、3月に頂戴した署名は総数10,745筆となり、退位特例法が制定されるまで厳重に保管しておりました。29年6月9日の特例法成立を受け、同月16日、内閣総理大臣宛の署名を内閣府大臣官房の市川参事官へ提出してまいりました。

 報道も過熱気味で、私共としては譲位後のお住まいの選択肢として京都を入れて頂き、ご検討頂きたい、また、もしも陛下がそうした思いをお持ちでいらっしゃるなら京都市民は心から歓迎申し上げたいという趣旨で集めた署名でしたが、一部、陛下を京都へ取り戻したいというような論調で報道されたところもあり、戸惑いもありました。しかし、この皆様の署名がきっかけで、全国的に京都を再認識して頂くよいきっかけになったのではないかと思います。

 議会での京都党の提言、市民ぐるみの署名活動を経て、門川市長もオール京都で上皇の京都長期滞在を具体的に検討し、国に答申を上げる方向で準備に入りました。

 それに呼応するように奈良県知事からも「奈良に離宮を」と言うような展開に発展しています。

 こうして、皇室ゆかりの地がそれぞれ声を上げることで、当初の東京一択から複数の考え方、とりわけ京都もその候補のひとつという認識が広がったことが市民の素直な思いから動き出したことに意味があるのだと思います。

 今後は、オール京都としての取組みへと大きな流れになりますが、我々は市民や有識者の声の取りまとめなど地域政党として出来る限りのバックアップを進めて参りたいと考えております。

 取り急ぎご報告と御礼まで。

地域政党京都党代表
村山 祥栄