弊党最高顧問 堀場雅夫様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。
堀場最高顧問は、京都党の誕生の生みの親であり、創業ならぬ創党者のお一人として長く京都党の発展に多大なるご尽力を頂きました。
そもそも、我々の理念の根底に流れる「地域主権」という言葉を、遡ること三十数年前に生み出されたのも堀場雅夫さんでした。地方が自立できる地域主権を実現するべく奔走され、最後、地域政党こそ地方を救える唯一の手段だと、結党に立ち上がってくださいました。
結党記者会見では先頭に立ってマイクをお持ちになり、選挙という選挙の演説会に無理を押してご登壇されました。補欠選挙では自ら百枚以上にのぼる選挙はがきに手書きで自署され、一緒に本を書き、党最高顧問として党を支え、自ら応援団(党後援会)名誉会長として応援の旗手もお勤め頂きました。
本年5月、党のメンバー勢ぞろいで選挙のお礼に伺った際、我々のしょぼくれた顔を見て車いすから、
「今回の選挙で心残りだったのは、みんなの応援に行けなかったことや。医者に何度も頼んだんやけど、行ったらあかんと言われて。申し訳なかった。せやけど、よう勝った。企業でゆうたら125%UPや。(4議席から5議席に増えたことに触れ)とりあえず、大慰労会やろっ。盛大にやるで。」
と仰って頂きました。堀場さんならではの励ましだったのだと思います。ご自身こそ大変な病魔と最後の闘いをなさっていた最中だったのではと思います。
京都から地域政党を全国に発信する。
故人の夢に思いを馳せつつ、残された我々はそれを引き継ぎ、前進させて参ります。
本当にありがとうございました。
さようなら。堀場雅夫さん。
京都党代表 村山祥栄